プロフィール&屋根に対する考え |
■宮本 啓史 (ふぉれすと green message 代表) ■1952年 山口県生まれ A 型 ■好きなこと : 読書、動物と一緒にいること、磯漁り、格闘技観戦 ■好きな作家 : ウエイン・W・ダイアー、ニール・ドナルド・ウォルシュ、オグ・マンディーノ、トム・クランシー ■座右の銘 : growing young ! 私が建築業界にかかわるようになったきっかけは、瓦屋さんに入ったのがきっかけでした。 その瓦屋さんで、屋根や瓦のことをいろいろ勉強させていただき、 その後、全体的な家の工事である住宅リフォームにすすんでいきました。 現在は、シックハウスを改善するシックハウスコンサルタントという活動をしています。 その仕事の中で、 「住まいにとって屋根は、家の寿命に直接影響を及ぼし、 ひいては住んでる人の健康や経済状態までに大きくかかわってくる 大切にしなければならない重要な箇所である」という認識を深めていきました。 屋根業界は、価格の面でも不透明な部分が多く、 同じ瓦を使った工事でも、業者によって上下100〜300万円違うこともあります。 また、一見すると同じような陶器瓦に見えても、 実際には瓦としての機能を備えていないでたらめな瓦もあり、 高いお金を出して葺き替えても、ひどい時は、初めての雨で漏ったり、 5年位で瓦がひび割れたり風化して溶けたりする瓦もあります。 そして屋根業者も自分の使っている瓦は大体決まっていて、 使っている瓦や他のメーカーの瓦のことにはほとんど関心がなく、勉強をしていないようです。 そのため、業者自身も悪い瓦と思わずに使っていることが多いのです。 そういうことは、お客さんの側からは分からないですよね。 また屋根は、カビや結露、シロアリ、人体への健康被害など ライフカウンセリングの仕事と直接かかわってくることも多く、 お客さんの相談をお聞きしアドバイスしていると、皆さん意外に屋根や瓦のことはほとんど知らなくて、 仕方なしに屋根業者の言われるままに契約し、仕事を頼んでいることが分かりました。 そして、私自身が屋根工事やリフォームの仕事を通して、 いくらお客さんに良い瓦、良い工事の仕方でしないと大変な損になると口をすっぱくして言っても、 お客さん側から見れば手前味噌に映り、 「どこの業者も同じことをいう」 と受け取られ、歯がゆい思いをしていました。 そこで、はたと気がつき、元々強引なセールスが苦手で営業は下手でしたので、 売り手側ではなく、お客さん側についた仕事ができないかと思ったのです。 そうしてお客さん側についた購買代理人というかたちで 国内でもめずらしい屋根の「葺き替えプロデュース」という仕事が自然にできあがってきました。 元々私は周りの人に「青くさい」と言われるぐらいに いいかげんなことや人のことを考えない拝金主義の人間が許せない性格でしたので、 このお客さん側にたった葺き替えプロデュースという仕事は、自分にとってとてもやりがいのある仕事だと思っています。 |